結露防止に必要な『断熱」現在の日本のマンションでは内断熱が主流です。ところが2002年、東京23区で外断熱を採用したマンションが発売されました。外断熱とは文字通りコンクリートの外側に断熱材を挿入する工法。内が外になるだけで、以下のような利点があります。
●結露の発生を抑える
結露の原因は部屋の内と外の温度差。外断熱はその温度差を低減させる効果が大。
●カビ、ダニの発生を抑える
結露がなければ部屋の湿度は上がらず、ジメジメの心配がない。その効果は高まり、アレルギー持ちの人にも安心
●省エネルギー効果
断熱材がコンクリートの外側にある外断熱では、コンクリートが室内の暖房の熱や冷房の涼しさを溜め込むため、冬暖かく、夏涼しくなる。光熱費のコストダウンも。
●資産価値が高い
建物がしっかり出来ていれば当然、資産として価値が高くなる。また耐久性が高いことは資源、つまり社会資本の有効利用であり、地球環境にも優しい住宅といえる。
コストは、通常の薬1~2割と高くなりますが、今後、このような物件がさらに登場することを期待しています。 |